アトリエの朝は静かに始まる。窓から差し込む柔らかな光と共に、まず手に取るのは新らしく買ったカシミアウェア。
素材の温もりが肌に心地よく、寒い冬の朝を包み込んでくれる。ボートネックセーターとワイドパンツを身につけ、バンダナを首元に軽く巻くと、どこか特別な気分にさせてくれる。
アトリエの一角には、制作中のシルクスクリーンプリント用のアイテムたちが並ぶ。
ハンドドローイングしたアートワークを、手作業で一枚一枚プリントしていく作業は、過去の記憶を今に封じ込めるような儀式だ
昼下がり、少し制作に煮詰まったときはアトリエを飛び出し、近くのマーケットへ
肩にはお気に入りのオリジナルトートバッグを掛けて、歩き慣れた道を行く
その中には、メモ帳やスケッチブック、そして何か面白いものを見つけたときのためのスペースがしっかり確保されている。
マーケットで出会ったデッドストックの素材は、後に”404 irregular”として再構築される。見過ごされていた素材に新たな命を吹き込む作業は、時間の流れを感じさせる大切なひとときだ。
帰り際にふと立ち寄った古いジュエリーショップでは、思わず足を止めるヴィンテージジュエリーが並ぶ
手作りならではの温かみや、長い時を経てきた物語が込められた一点物のジュエリーたち。ひとつ手に取るたびに、そのデザインが過去の記憶を呼び覚まし、日常を少しだけ特別に変えてくれる。
アトリエに戻ると、見つけたヴィンテージジュエリーは彼女の作業テーブルの一角にそっと置かれ、インスピレーションの源として静かに佇む。
日が沈み始めるころ、新しいジュエリーがアトリエに届いた
”Eyes Around The Lake”のシルバージュエリーだ。
自然や植物をモチーフにした繊細なデザインは、旅先での風景や、記憶の断片を思い出させてくれる特別な存在。新しく制作された別注デザインも、アトリエの日常に新しい彩りを添える。
作業が一段落した夜、アトリエのドアを閉める前に、ふと目に留まるのはマーケットで使ったトートバッグ。その中には、今日のマーケットで見つけた素材や、ジュエリー新しいインスピレーションが詰まっている。
手に取った瞬間から始まる、次のストーリー。アトリエの空気をまとったアイテムたちは、新たな記憶とともに旅立つ準備をしている。
《Pop-up Information》
会期:2025年1月17日(金) ~ 1月26日(日)
場所:渋谷PARCO 1F GATE (Google Map)
Carry Brands
・studiolab404.com Original (Wear / Bags / Goods)
・Eyes Around the Lake (Jewelry)
・RUOHAN (Wear / Bags)
・NOWHOW (Leather Bags / Accessories)
・CMM (Bag,Accessories)
・NEFERTITI (Jewelry)
・HOSIELY (Socks)
・Vintage (Wear / Jewelry)
シルクスクリーン持ち込みアイテムに関しての注意事項
*ニットや、サーマルなど生地に凹凸があるのはプリントできません。
*カラーはブラックのみとなりますので、黒に近いアイテムはプリントが目立たない可能性がございます。
*プリントしてから乾燥まで、30分~1時間ほどかかる場合がございます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。